阪神が15失点の大敗 ガンケルが2本の満塁被弾 高野も7失点の炎上…

1回、先制満塁弾をった広島・メヒア(手前)を見つめる阪神・矢野燿大監督(右から2人目)=マツダスタジアム(撮影・田中太一)
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 「練習試合、広島15-1阪神」(10日、マツダスタジアム)

 阪神が広島に17安打15失点で大敗を喫した。

 投手陣が不安を露呈した。先発のガンケルが、2度の満塁弾を浴びるなど4回8安打8失点と大崩れ。開幕ローテーション入りを当確させているが、大きな不安を残す内容となった。初回、1死満塁からメヒアに左翼席へ満塁アーチを被弾。さらに三回には2死満塁のピンチで堂林と対戦し、この試合2度目となる満塁本塁打を食らった。

 六回には2番手の高野が打ち込まれた。5連打を浴びるなど打者10人の猛攻を受けて6安打5失点。勢いを止めることができず、2死満塁となったところで降板となった。

 野手陣は6安打で1得点。八回1死一塁の場面で、代打・陽川が左中間フェンス直撃の適時三塁打を放った。だが、得点はこの1点のみ。広島投手陣を前に打線がつながらなかった。

 練習試合は残り4試合。本番へ向けて投打共に状態を高めていく。

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