阪神・青柳、5回1失点も課題の3四球

 「オープン戦、阪神-巨人」(8日、甲子園球場)

 阪神の青柳晃洋投手が、先発で5回3安打1失点に抑えた。最少失点で切り抜けた一方、2度の先頭四球など3四球と不安定な投球内容。テレビインタビューに応じた矢野監督も「もっと高いレベルを求めている。毎回、毎回、こういう形ではしのげない」と改善を求めた。

 初回、2死一、二塁を背負ったが、大城を内角低めの直球で見逃し三振に斬った。二回は3者凡退に。昨季、苦手にした左打者相手にも、これまでとは違った配球で打ち取るなど、進化した姿も見せた。

 2月24日・ヤクルト戦以来のマウンド。雨天中止の影響もあって、久々の実戦登板になっただけに、難しい調整も強いられた。三回には先頭の北村に四球を与えると、ボーアの送球が乱れて犠打失策で一、二塁を招く。それでも続く坂本を空振り三振に斬ると、丸を中飛に。最後は岡本を二飛に抑えて脱した。

 五回、再び先頭の北村に四球を与えたところから、代打パーラの右翼線二塁打で1点を失った。それでも後続を断ち、最少失点で切り抜けて役目を終えた。

 順当なら次回15日のオリックス戦登板を経て開幕カード3戦目、22日のヤクルト戦に先発する予定。昨季は西とローテーションを守り抜き、今季は柱として期待されるシーズンになる。降板後にテレビインタビューに応じた青柳は、「今年は12勝以上しますと監督にも言っているので。12勝以上を目標に頑張っていきたい」と目標を掲げた。

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