文字サイズ

藤浪、減額上限2100万減で更改 4年連続ダウン「不本意」「悔しい」

ダウンで契約を更改交渉し、記者の囲み取材に臨む阪神・藤浪晋太郎(右)=西宮市内(撮影・北村雅宏)
2枚

 阪神の藤浪晋太郎投手(25)が5日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季推定年俸8400万円から、2100万減の6300万円でサインした。(金額は推定)

 減額制限いっぱいとなる25%ダウン。自身、2016年の1億7000万円の最高年俸から、4年連続となるダウン更改。会見の場に登場した藤浪は「不本意なシーズンなのは間違いない。年俸は活躍してないので当たり前」と淡々と振り返った。

 大幅なダウン提示にも、表情はどこか晴れやかだ。結果が全ての世界。藤浪は現実を受け止めていた。「キャリアの中で初めての0勝。悔しいですし、しっかりやらないといけない」と語った。

 プロ7年目で、初めて未勝利に終わった今季。初めて開幕を2軍で迎えた。3月12日・中日とのオープン戦(ナゴヤドーム)で4回を無安打1失点。4四死球と苦しんだ内容に「正直、自分自身にガッカリした」と2軍での再スタートを決意し、自ら矢野監督に申し出ていた。

 降格後は2軍首脳陣に「時間をください」と頭を下げ、模索を続ける毎日だった。ここから2カ月以上の調整期間をあけて、5月18日のウエスタン・広島戦で67日ぶりに実戦登板。8月1日の中日戦(甲子園)で今季初登板を果たしたが、4回1/3を4安打1失点で降板。翌2日から2軍再調整で、結果的に登板は1試合に終わった。

 フェニックス・リーグでは、リリーフで5試合に登板。短いイニングの投球から感覚、自信を取り戻す日々を過ごした。さらに秋季キャンプでは率先して、山本昌臨時コーチの指導を受けた。「手首を立てる」ことを主テーマに、チェンジアップ、カットボールの投げ方なども伝授され、収穫の多い20日間を過ごした。

 期待され、もがき続けた4年間を、来季以降に向けた光にしたい。若手の台頭も著しい。ローテ争いは激しいが、藤浪復活が最大の補強となり、チーム浮上に不可欠なのも事実だ。未来を変えていく。藤浪は「練習をしっかりするしかない。毎年のことですけど。ここ数年ずっと成績を出していない。しっかりローテーションに入って、1年間投げる。それが先発の仕事」と決意。栄光と挫折を知る25歳が、強い覚悟で2020年に挑む。

関連ニュース

    デイリーペディア

      編集者のオススメ記事

      阪神タイガース最新ニュース

      もっとみる

      主要ニュース

      ランキング(阪神タイガース)

      話題の写真ランキング

      写真

      リアルタイムランキング

      注目トピックス