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阪神大逆転CSの軌跡 ラスト10戦で明暗 鳥谷、メッセ、高橋聡、横田の思いも力に

 奇跡のCS進出を決め、阪神・藤川球児(手前)と抱き合う鳥谷敬(奥)
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 「阪神3-0中日」(30日、甲子園球場)

 阪神がチーム一丸で奇跡の扉をこじ開けた。今季最終戦に勝ち、今季初の6連勝フィニッシュ。2年ぶりのCS出場を決めた。

 3位・広島との直接対決で敗れた8月9日は、その差が最大6・5ゲームあった。9月14日の中日戦では、大野雄にノーヒットノーランを許して敗戦。この時点で阪神は10試合を残して3位・広島とのゲーム差は4・5もあり、厳しい状況に追い込まれた。

 だが、広島は残り10試合を3勝7敗と失速。勝てばCSが決まった本拠地での中日との最終戦も敗れ、阪神に大チャンスが到来した。

 阪神はラスト10試合を8勝2敗。今季初の6連勝締めで、2年ぶりのポストシーズンを決めた。

 仲間たちの思いも力となった。脳腫瘍の後遺症で引退せざるを得なかった横田が、26日にウエスタン・リーグでラストゲーム。中堅からの好返球で本塁生還を阻止するプレーが、チームの魂を揺さぶった。この試合を矢野監督、梅野、北條ら1軍の選手も目撃。指揮官は「恩返しというわけじゃないけど…。横田にしっかり見てもらって、俺らも頑張っているという姿を見せていくというものになったと思う」と涙ながらに話した。

 29日にはメッセンジャーが引退試合、この日は退団表明の鳥谷、引退する高橋聡の公式戦ラストゲーム。日増しに高まる結束力とファンの大歓声を背に、負けられない戦いを制した。

 この日の試合後、矢野監督は連勝の要因を問われ、「俺はやっぱり気持ちだと思うんだよね。それはみんなにも見えないし、気持ちっていろんな部分があると思うけど。その30試合残りなって、ジャイアンツに大きく開けられて優勝がもうかすみけたときにも、野球やれる幸せっていうかね」と何度もうなずいた。

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