メッセンジャーが2軍で復帰戦 久々登板に「いいステップ踏めた」

 「ウエスタンリーグ、阪神-ソフトバンク」(21日、鳴尾浜球場)

 阪神のランディ・メッセンジャー投手(38)が21日、2軍戦で復帰。予定イニングを消化し、3回を投げ2安打2失点だった。

 その立ち上がり。先頭の釜元を147キロの直球で空振り三振に斬って取ると、続く真砂は三ゴロ。最後は三森を左飛に打ち取った。だが三回。先頭の川瀬にこの日初めての安打を浴びると、犠打を決められ、釜元に2ランを被弾した。

 それでも真砂を、低めに制球された147キロの直球で見逃し三振に仕留めるなど、この日の最速は148キロ。変化球でもストライクを取るなど、球数は背番号と同じ「54」球のスタートとなった。

 久しぶりの登板に、メッセンジャーは開口一番で「マジ~!?」とおどけて見せた。それでも「1カ月がたって、そこから投げて、ホームランになったけど、風もあったと思う。気にしていたのは四球とかでした。次の試合に向けて、いいステップが踏めていると思う」と前を向いた。

 今季は3勝7敗、防御率4・69と苦しんだ。7月11日に出場選手登録を抹消され、2軍調整に。米国で右肩の治療、リハビリを行うために、27日には一時帰国もしていた。今月8日に再来日し、捕手を座らせてのブルペン投球を行うなど、ここまで順調にきていた。

 日本通算98勝。大台へあと2勝に迫る。来日後は「可能なら今すぐにでも1軍に戻りたい」と意気込んでいた右腕。また一歩、1軍へと近づいた。

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