阪神2位浮上!1番近本、2番糸原、3番糸井が猛打賞 14安打8得点

 広島に連勝し、近本(5)とタッチを交わす阪神・糸原健斗(左端)=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神8-5広島」(6日、甲子園球場)

 今季最多4万6755人が詰めかけた甲子園で阪神が6月6日以来となる2位に浮上した。80試合消化時での2位は、最終的にシーズン2位で終えた17年以来。

 猛虎打線が14安打8得点と火を噴き、広島との2位攻防戦に力勝ちした。初回から3連打で広島先発のアドゥワに襲いかかる。糸井の2点適時二塁打、マルテの適時二塁打で幸先良く3点を先制した。

 だが先発青柳が安定せず同点にされると、今季最短となる3回1/3で降板したが、打線は沈黙しない。四回に代打鳥谷の5月31日以来の安打などで2死一、二塁とすると、糸原が勝ち越しの1号3ラン。五回にも梅野の犠飛、六回には再び糸井の適時打が出て、14安打8得点と勢いを見せた。1番近本、2番糸原、3番糸井がそろって猛打賞。広島を打線で圧倒して2位をつかみ取った。

 2夜連続のお立ち台の糸井は「先制点を何とか取りたい気持ちだったので取れて良かったです」と先制シーンを振り返る。好調の原因を問われると「糸原がいい働きしているのでそれにつられています」と同じくお立ち台に上がった後輩をたたえた。

 2番手の島本が2勝目。藤川、ジョンソン、ドリスとつなぐ「勝利の方程式」も万全で、勝率5割にも復帰した。

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