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ガルシア 大変身!完封で移籍後初勝利 平成の汚名を令和で返上

 完封勝利を挙げたガルシアはこん身のガッツポーズを決める
 完封勝利を挙げ、梅野(右)と抱き合うガルシア
 力投する阪神先発ガルシア=横浜
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 「DeNA0-7阪神」(26日、横浜スタジアム)

 マウンドで流した汗は、注がれる大歓声のシャワーでぬぐい去った。苦しんだからこそ、阪神のガルシアは全身で喜びを感じ取った。試合前まで防御率19・29だった男が気温30度の中、移籍後初勝利を完封で飾った。

 最速151キロの直球を軸に、変化球の制球力も際立った。四回は1死一、二塁の場面でロペスの投ゴロを二塁へ悪送球。ピンチを広げたかに見えたが、バックのカバーで救われた。六回には2死二、三塁でロペスを迎えたが、糸原の好守備で二飛に仕留めた。両手を挙げて喜び、糸原を出迎えながら左手でハイタッチ。駆け足でベンチに戻った。

 最後まで球威は衰えず、七回からは1人の走者も許さない。今季開幕から3戦連続7失点KOで屈辱にまみれた左腕が、中日で13勝を挙げた昨季の輝きを完全に取り戻した。好結果の要因は、2軍降格中にあった。

 4月29日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ)の登板前日。試合前に香田2軍投手コーチから「立ち投げ」を指摘された。「もう少しボールを前で離す意識を持とう」。その意識を念頭に置いて好結果につなげ、この日も体現した。

 香田2軍投手コーチは「立ち投げだと、球速以上に強さを感じない。(球を)前で離すことによって(球威も)良くなるだろうから」と説明。ガルシア本人も「(2軍で)投手コーチにメカニック的な部分を教えていただいて、それがきょう出た。感謝しています」とお礼を口にした。

 矢野監督も「チームにとって明るい材料が増えた」とニンマリ。「しんどかったけど、やっと勝てた。自分の今後に期待したい」。赤く染め上げた頭を、黄色い左翼スタンドに深々と下げたガルシア。遅ればせながら、猛虎の分厚い投手陣に頼もしい男が加わった。

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