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来季へ希望!金本チルドレンが躍動 中谷が代打同点弾 大山二塁打からの陽川V撃

 6回、中谷は左越えに同点ソロを放つ(撮影・山口登)
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 「阪神2-1DeNA」(10日、甲子園球場)

 何度、期待を裏切ってきたのだろう。ファンの希望を、阪神・金本監督の思いを。それでも、ホーム最終戦で輝いてみせた。中谷が試合を動かし、大山が勝利への執念を見せ、陽川が試合を決めた。未来を担う主砲3人衆のそろい踏みで締めくくった。

 試合を振り出しに戻したのは、チーム12試合ぶりの一発だった。1点を追う六回。“5カ月ぶり”に、中谷がらしさ全開のアーチを描いた。この日もベンチスタートとなったが、1死走者なしの場面で出番は回ってきた。「代打・中谷」のコール。ここでDeNAも右腕・三嶋にスイッチした。「速い真っすぐに振りまけないように」と中谷。有言実行の一振りだった。

 149キロの直球を狙った。手応え十分。フルスイングで導かれた打球は、そのまま左翼スタンドへと消えていった。5号ソロで同点。5月27日の巨人戦以来となる、今季2本目の本拠地アーチとなった。

 さらには七回。今度は若き4番が、一振りでチャンスメークする。大山が右翼線へ二塁打を放つと、ここまで2安打と見せ場を作ってきた陽川が最後に決めた。115キロのカーブに反応すると、白球は中堅方向へ。中越え二塁打となり、連続長打で一気に勝ち越した。

 今季4度目の猛打賞だ。「最後まで声援をもらって、今年最後の甲子園で勝てて終われて良かった」。陽川は試合後、ホッとした表情を見せた。「中谷が同点ホームラン。大山、陽川で追い越して。こういうのを1年間やってくれたらと思うけどね」と笑うのは金本監督だ。活躍を願った若虎でつかんだ白星に、指揮官も優しく目尻を下げた。

 3人とも、思い描いたシーズンではなかった。全員が一度は2軍降格を経験。悔しさは拭い去れない。だからこそ前を向いた。まだあと1試合ある。今季の戦いはまだ、終わっていないのだと。

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