岩田、六回2死までノーヒットノーランも…丸に痛恨の一発浴びる

6回広島2死、広島・丸に先制のソロを浴びる阪神・岩田=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
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 「広島-阪神」(2日、マツダスタジアム)

 阪神の先発・岩田が、六回2死から初安打を浴びた。

 五回まで広島打線から7つの三振を奪うなど、無安打無失点。1番田中から始まった六回も簡単に2死を取ったが、3番丸に中堅左へ運ばれる特大の39号ソロアーチを浴びた。

 初回、先頭の田中に四球を与えた。続く菊池はカットボールで三振に仕留めたものの、田中に二盗を許して1死二塁。続く丸を低目の球で空振り三振を奪ったものの、これがワイルドピッチとなり、振り逃げで1死一、三塁と傷口を広げた。

 しかし、4番の鈴木を三直に打ち取ると、バティスタも三ゴロでピンチを脱出した。

 140キロ中盤のストレートにキレのある変化球を交えて、二、三回を三者凡退に仕留めると、四回に2死から四球を与えたものの、後続を打ち取り無失点。さらに五回も広島の下位打線を3人でピシャリ。

 「チームが勝てたらいい」と意気込んで先発マウンドに上がったベテラン左腕。当初先発予定だった9月26日のDeNA戦が雨天中止となり、広島との一戦に回ることに。今季はここまで4試合で0勝3敗、防御率4・58。今季初勝利をつかむため快投を続けていたが、丸に均衡を破る先制弾を献上した。

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