メッセンジャー、今季雨天中止翌戦5戦5勝 “無傷”のエースが連敗止める

 不敗神話継続だ。阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が28日、神宮外苑の室内練習場で行われた全体練習に参加し、29日のヤクルト戦へ向けて最終調整した。今季雨天中止翌戦の登板は5戦5勝。“無傷”のエースが連敗ストップを誓った。

 「それはいいことだけどね。あしたは自分が投げる日なので、仕事をして勝てるチャンスを与えたいと思います」

 17年7月23日以来、1年ぶりとなる神宮。前回の同球場では、8回無失点の好投で白星をつかんだ。ただ、通算では16試合で5勝6敗、防御率5・03。投手陣全体でも今季防御率7・15と苦戦している球場でもあるが、全く問題ない。「東京にある屋根のない1つの球場かな」と過剰意識することなく、登板に臨む構えだ。

 後半戦開始以降、チームは10戦3勝7敗と勢いに乗れていない。流れを変えるという意味でも負けられない一戦。「いつも言っていますが、そこは自分で考えられていないというか自分の仕事をするだけ。自分の仕事がしっかりできれば勝てると信じているので」と託されたマウンドを全うすることだけに意識を集中させる。

 この日は雨の中、キャッチボールを行うなど普段と変わらない練習で汗を流した。台風とチームの暗雲を、快投で一気に振り払う。

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