千葉百音はぼう然5位「今季一番の屈辱」 SP首位もまさか…2度の転倒響き急失速 五輪代表入りへは全日本が大一番に「こんなミスは二度と許されない」

 「フィギュアスケート・GPファイナル」(6日、IGアリーナ)

 昨年2位で、SP首位の千葉百音(20)=木下グループ=はジャンプでのミスが響き、まさかの5位に終わった。

 冒頭の3回転フリップ-3回転トーループを成功させたが、続く3回転ループが2回転となり、さらに転倒。続く3回転サルコーでも転倒と、厳しい展開となった。ダブルアクセルは決め、後半へ。3回転ルッツ-ダブルアクセルのシークエンスを成功させて立て直すと、3回転ルッツからの3連続ジャンプも成功。最後の3回転フリップも決めきった。

 演技後は視線を落とし、悔しそうな表情を浮かべた。演技後は「体の状態は悪くないのに自分の感覚の問題。今季一番の屈辱を感じている。自分を裏切ったことが残念。すごく悲しい」と終始険しい表情で振り返った。まさかの形で日本人上位2人に入れず。初の五輪代表入りへは全日本選手権が大一番となった。「全日本でこんなミスは二度と許されない。それを今の自分がどれだけ理解できているかっていうのが、今の自分にとって大事なところ。反省して、自覚して、そこからまた死に物狂いで練習したい」と、必死に前を向いた。

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