金本監督、後半戦巻き返しへ若虎鼓舞 打順固定へ糸原、陽川に続け

 練習を終え、笑顔で引き揚げる(右から)陽川、平野コーチ、植田(撮影・田中太一)
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 阪神・金本知憲監督(50)が15日、選手間のポジション争いによる、チーム力向上に期待を寄せた。1番で固定されている糸原や、4番での出場が続く陽川らを例に挙げ、結果を出せばどんどん起用するスタンスで、後半戦の巻き返しを図る。

 「(糸原は)やっぱり結果を残してるから、1番でいけるわけやし。陽川にしてもずっと結果を出し続けたら、もちろんずっと、試合に出られるわけだから。そうやって自然に、みんながチャンスをつかんでね、結果を出してくれればチーム力も上がるんだから」

 打順を固定できるに越したことはない。そう思わせるだけの結果を示してほしい。「(結果を出してくれれば)こっちもどっしりと固定して戦えるんだから。そういうものを選手が見せてほしい」。糸原や陽川に続く選手が出てきてくれれば、大きなプラス材料だ。

 16日に伝統の一戦での初の4番が濃厚な陽川は「特別それで変わることはない。自分の全力を最低限でも出せるプレーを出していきたい」と話す。チャンスを生かしているからこそ、後半戦開幕で重要な役割を任される。

 金本監督は巨人戦での後半戦開幕に「まあ、どこでも一緒ですよ。今は広島の方が上やから」と話す。まずはチームのレベルアップの日々と、目の前の白星を積み重ねて、上を目指していく。

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