メッセンジャー 3・30巨人戦再現へ 後半戦開幕G倒任せろ!

 今季開幕戦のG倒再現や!阪神のランディ・メッセンジャー投手(36)が後半戦開幕となる16日の巨人戦(甲子園)に先発する。巻き返しへ、勢いに乗るためにも負けられない一戦。3月30日の同戦では7回1失点で勝利し、「ウル虎の夏」で着用するユニホームでは昨季から3戦3勝と吉兆データもそろう。虎の大黒柱の力投から逆襲劇が始まる。

 7ゲーム差で首位を走る広島を猛追する。好スタートを切るという意味でも負けられない伝統の一戦。今季の開幕投手を務めたメッセンジャーが再び命運を託された。求めるのはチームの勝利。大黒柱としての覚悟を示し、反攻の原動力となることを誓った。

 「後半戦の1試合目であり、シリーズの頭。そういう重要なところというのは十分に承知している。勢いを付けられるようにやりたい。自分としては、自分の仕事をしっかりとこなしたいと思っているよ」

 力強く言い切った助っ人右腕。開幕戦、交流戦の初戦に続き、今季3度目の“開幕投手”を務める。前半戦は9勝5敗、防御率3・14をマーク。今季の巨人戦は7回1失点で開幕白星をつかむなど2試合に登板し、1勝1敗、防御率2・77と抑えている。

 レギュラーシーズンから間隔が空き、初戦の入りに難しさがあるが、メッセには頼もしいデータがある。16日から開催される「ウル虎の夏2018」で着用するユニホームでは昨季から3戦3勝。計20イニングで2失点、防御率1・72と好成績を残している。

 中2日での登板も問題ない。13日の球宴第1戦に登板し、2回を投げ、オール直球勝負で無失点。「皆が憧れる舞台。楽しむことができたよ。2回を無失点に抑えられたことはいい思い出。打者に向かっていっての結果だからね」と後半戦へ気持ちをリフレッシュさせることができた。

 外国人投手最多となる7度目の2桁勝利まであと1勝に迫っている。快挙を目前にしても最優先に考えるのはチームのことだ。「いつも言っているように自分の仕事に集中するだけ。自分の能力を出し切れば、チームを助けられると信じているので、それを後半戦もしっかりできるようにやっていきたい」と気持ちを引き締めた。

 逆転優勝へ。まずは目の前の一戦に集中する。虎のエースが1ゲーム差の2位・巨人を封じ込み、チームに勢いを与える。

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