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阪急阪神HD角会長と揚塩球団社長が平謝り 山脇容疑者逮捕で「おわび申し上げます」

深々と頭を下げ謝罪する阪神・揚塩球団社長 
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 阪神スコアラーの山脇光治容疑者(55)が、仙台市内の家電量販店で女性のスカート内を盗撮したとして、宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の疑いで12日に現行犯逮捕されていたことが分かった。仙台東署の調べに対して同容疑者は容疑を否認している。球団職員の逮捕を受けて13日、阪急阪神ホールディングス(HD)の角和夫会長(69)と揚塩健治球団社長(58)のグループのトップ2人が頭を下げる事態となった。

 猛虎に激震が走った。札幌ドームで日本ハム戦に臨んだチームが山脇容疑者の事件について沈黙する中、グループのトップ2人が謝罪する事態に発展。この日午前、大阪市内で開かれた阪急阪神HD定時株主総会の冒頭で角会長が「おわびしたい事案が発生しました」と事件について切り出し、「被害に遭われた方、ファンの方々におわび申し上げたい」と謝意を述べた。

 角会長の謝意から約4時間半後、今度は揚塩社長が大阪市内の電鉄本社で報道陣に対応。15秒近く頭を下げ、「おわび申し上げます」と謝罪。「事実関係が明らかになれば、厳正に処分して参ります」と厳しい表情だった。

 球団に連絡が入ったのは12日の午後5時40分頃。揚塩社長は「仙台の警察の方から球団の代表電話に電話がありまして身分照会が」と説明。球団社長自らが被害者女性に謝罪したい意向だが、山脇容疑者が容疑を否認していることや、被害者女性の心理状況への配慮などから訪ねられない状況だという。

 また、球団側と山脇容疑者も接触できておらず揚塩社長は「警察に球団の職員を行かせております。職員、弁護士を通し、警察から被害者の方に私が行って謝罪したい旨を伝えております」とした。

 先乗りスコアラーで楽天と中日を担当する山脇容疑者は、12日からの楽天-中日3連戦に備えて仙台へ。事件発生時刻は試合前練習と重なる時間帯で同社長は「その時間に球場にいなかったというのは、球団としても管理ができていなかった」と視線を落とした。

 球団社長の会見後に取材に応じた谷本修球団本部長は「(山脇容疑者のスケジュールは)スコアラーチームが管理しています」とし、同容疑者の仙台入りには「11日に入っていると思います」とした。

 山脇容疑者は過去にトラブルはなかったという。コンプライアンス教育に関しては毎年11月に研修会を実施。ただ、遠隔地でも活動するスコアラーの出席は任意で山脇容疑者はここ数年、参加していなかったという。ファンを落胆させた盗撮事件。信頼回復へ球団には誠実な対応が求められる。

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