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糸原、開幕ショートに名乗り!満塁で2安打3打点

 7回、糸原は左前に適時打を放ち、歓声を浴びる(撮影・高部洋祐) 
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 「オープン戦、阪神5-10ヤクルト」(13日、甲子園球場)

 確かな技術があるからこそ、チャンスの場面でも糸原は動じない。満塁で巡ってきた2度の打席。持ち味といえる逆方向への打球で走者を生還させた。昨季も満塁で6打数3安打9打点と勝負強さを見せていた若虎に金本監督も「小(コ)サリオ?本人もその気になってるんちゃう?(笑)」と目を細める。

 「チャンスで打てたのが一番大きい。集中して打てた」と振り返った糸原。六回無死満塁から糸井の代打で登場すると、3球目の外角直球を鋭く振り抜いた。

 打球はライナーで左翼線を破る2点二塁打。続く七回1死満塁での第2打席は、高めに浮いたスライダーにやや詰まりながらも左前に落とした。2打席連続の適時打に「コースに逆らわずに打てたのがよかったと思います」と振り返った。どんなボールに対してもフルスイングできる技術が魅力だが、その一方でヒットゾーンも確立している。

 2月の沖縄キャンプ中、糸原は「逆方向は自分の打球方向でもあるので」と語ったことがあった。実際にルーキーイヤーの昨年は42本の安打のうち、5割以上となる22本が中堅から左方向のヒットだった。

 相手バッテリーが糸原のフルスイングを警戒して外角中心の配球になったとしても、きっちりと左翼方向へ打ち返すことができる。どのコースにもしっかり対応できるからこそ、チャンスの場面で打席に立っても余裕を感じさせる。

 自らの特徴を把握し、自分主導で打ちに行くからこそ、確かな勝負強さを備える糸原。キャンプからアピールを続ける打撃面では、遊撃争いの中で一歩リードしている。これから佳境を迎える開幕ショートを奪う競争。2年目の若虎の存在感は着実に、大きくなってきている。

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