矢野2軍監督「初球から打て」27球終了OK!初陣は超積極的攻撃を要望

 「阪神2軍春季キャンプ」(9日、安芸)

 阪神の矢野燿大2軍監督(49)が9日、11日に安芸で行われる四国銀行との練習試合に向け「初球から打ちに行く姿勢」を重要視することを明かした。すべて初球打ちで「27球でゲームセットになっても仕方ない」と超積極攻撃を要望。キャンプのテーマに掲げた「超積極的」なプレーで、選手個々のレベルアップにつなげていく。

 安芸キャンプも第2クールまで終了。10日からの第3クールでは、11日に今年初の対外試合(対四国銀行)が予定されている。矢野阪神が臨む“初陣”を前に、矢野2軍監督は熱い要望を口にした。「(こっちから)いけと言われていくのではなくて。自分で打ちにいくというかね」。キャンプイン前日、選手全員に伝えた「超積極的」の言葉。それを実戦で体現するべく「思い切っていってもらって。27球でゲームセットになっても仕方ない」と初球攻撃の姿勢を求めた。

 現役時代に捕手として活躍した指揮官は、捕手目線からも「カウントを取れることで(バッテリーの)リズムになってきやすいから」と相手に及ぼす影響を説明。積極攻撃で相手バッテリーが後手に回り、打者有利の状況を作ることができるというわけだ。

 走塁面でも、ピッチャーの投球がワンバウンドした際や、外野手のファンブルなど、隙あらば先の塁をどんどん奪う気持ちを重視する構え。同2軍監督は「(こちらが)ダメと言うと選手は動けない。そういうところで課題も見つかってくると思う」という効果も期待する。

 積極的なプレーをするからこそ、次への課題が見つかる。貪欲さを前面に押し出していく「矢野野球」が、初戦から大展開される。

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