藤浪、2軍戦で23日ぶりの実戦 最速156キロで1回無失点
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「ウエスタン・広島9-9阪神」(25日、由宇)
2軍調整中の阪神・藤浪が中継ぎとして登板し、1回を1安打無失点に抑えた。前回登板は7月2日の同中日戦(ナゴヤ)で、それ以来23日ぶりなる実戦登板となった。
五回からマウンドに上がり、ストライク先行の投球を披露。最速156キロの力強い直球を投げ込み、無四球と制球も安定した。
「(試合前の)練習から感覚も良かった」と振り返った藤浪。久しぶりの実戦マウンドに一定の手応えを得た。
真っすぐ中心の配球だったことについては「1イニングでしたし、もともと真っすぐとカットボールのピッチャーなので」と説明。直球の制球に改善が見られたことで、真っすぐを軸にした本来の投球スタイルを取り戻しつつある。
試合は延長十回表で降雨コールドとなった。