ロジャースと正式合意 高野球団本部長「長打力に期待」 

 阪神は1日、パイレーツ傘下3Aインディアナポリスのジェイソン・ロジャース内野手(29)との契約が合意に達し、パイレーツからの譲渡が決まったことを発表した。契約期間は今シーズンまでで、年俸や背番号は後日、発表となる。7月上旬に来日予定で、就労ビザの関係で試合の出場は早くても球宴明け以降となるが、後半戦の起爆剤としての期待がかかる。

 待望の助っ人が、ようやく正式に決まった。この日、高野球団本部長が、ロジャースとの契約合意を発表した。魅力は何と言っても一発のある長打力。チームの起爆剤となれる存在だ。

 「彼のタイプとしては中距離から長距離。ただ、ホームラン数もそこまで『超ホームランバッター』という感じではないですけども、日本ではホームランを打てるというのはあると思います」と高野本部長。今季、3Aでは69試合で打率・289、9本塁打、34打点という成績を残しており、6月28日まで試合に出ていたことから状態に不安はない。

 シーズン途中で、選択肢が限られていた中での獲得。高野本部長も「監督とも相談して、その中で打てる選手ということで獲得しました。(一塁手で)当然、打つ方が優先のポジションですので打つことを期待してます」と獲得に至った経緯を説明した。

 来日は7月上旬予定だが、就労ビザの関係で1軍戦デビューは早くても後半戦初戦の17日・広島戦から。この日、阪神の発表後に、ロジャースは簡易投稿サイトのツイッターで「Hanshin Tigers!!」とつぶやいたが、しばらくしてその投稿が削除?されたもよう。ただ阪神ファンからの歓迎の声も多く、活躍に期待が集まる。

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