高野球団本部長、早実・清宮を直接視察へ 今秋ドラ1候補「見に行く予定です」
阪神の高野栄一球団本部長が、今秋ドラフト1位候補の早実・清宮幸太郎内野手(3年)を甲子園で直接視察することが21日、分かった。
この日の雨天順延で清宮の初戦は24日にずれ込んだが、編成部門を統括する同本部長は「見に行く予定です。雨で流れても、京セラのナイターでオリックス戦。昼間に見れますから」と明かした。例年、ドラフト1位クラスの選手は直接視察して力量を見定めており、希代の高校生スラッガーも選択肢に入ってくる。
今秋ドラフトでは豊富な即戦力左腕か高校生野手を軸に戦略を練っていく方針。4番を任せられるような長距離砲が現状のチームでは皆無で、ドラフト1位ルーキーの大山(白鴎大)をあえて2軍調整させ、長距離砲としての育成計画を組むなど、生え抜きの4番バッター育成は球団としても大きな課題となっている。
どれだけの素質、どれだけの可能性を持っているか-。スター性も含め、直接視察で判断する。