早実・清宮、優勝旗「もぎ取る」 開会式リハで思い強くする

 「選抜高校野球」(19日開幕、甲子園球場)

 早実(東京)・清宮幸太郎内野手(3年)は18日、初めて間近で見た優勝旗に、センバツ制覇への思いを強くした。

 開会式リハーサルで、主将としてチームの先頭で行進。優勝旗返還では、すぐ前を智弁学園・福元主将が横切った。「目の前で見ると太いし、重そうだなと。いろんな学校の名前がたくさん書いてあった」と、紫紺の大旗の存在感を体感。「もちろん狙ってはいます。一戦一戦戦って、結果的にもぎ取れればいい」と奪取を誓った。

 開幕ムードが高まる聖地。全出場校と一堂に会し「身が引き締まる思いでした。いよいよセンバツが始まるなという感じ」と、胸を躍らせた。午後の練習ではタイミングの取り方を修正し、12スイングで中越えの長打性の打球も2本。大旗を手にする姿を思い描きながら、調整を進める。

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