金本監督、勝利も自省「攻撃は反省材料多い。選手も私も」

 「阪神2-1DeNA」(16日、甲子園球場)

 秋山の好投、リリーフ陣の踏ん張りでしのいだ勝利は価値がある。それでも阪神・金本監督は会見で自省を込めた。

 「攻撃においては反省材料が多い…選手も私も…」。追加点が遠かったゲームだ。1点リードの五、六、七回は三塁まで走者を進めながら、あと1本が出ず、後続が倒れた。

 「ここ何年かのチームの課題でもあるけど、何とかグシャっとゴロを転がしてでも1点を取るとか、そういう打撃ができるようにしないと…」

 会心の適時打が出れば申し分ないが、泥臭く走者をかえす打撃を身につけてほしいと願う。「食らいつく姿勢というか、何が何でも自分が何とかするという。いつも言うように、三振とポップフライだけは避けるというね」。若手へ、課題の克服を促した。

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