金本監督、秋山の六回途中交代は「勝ちにこだわろうと」

DeNAに勝利し、タッチを交わす阪神・金本知憲監督(中央左)と阪神・秋山拓巳(同右)=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神2-1DeNA」(16日、甲子園球場)

 阪神が接戦をものにし、連敗を2で止めた。先発の秋山が5回2/3を3安打1失点と好投し、12年6月30日・ヤクルト戦(神宮)以来1539日ぶりの白星を手にした。金本監督は「彼の力からすれば不思議な気がします」と、4年ぶり勝利の右腕をたたえた。

 試合は初回に1点を先制されたが、その裏に福留の2ランで逆転。その後は秋山以下、5投手の継投で逃げ切った。指揮官は「1点差なんで、投手陣の頑張りで勝った試合でした」と感謝。秋山については「特別調子がいいとは見えなかったんですけど、何とかゲームをつくってくれて。自信にしてほしいところです。先発ピッチャーに勝ちが付くと僕らもホッとする」と、褒めた。

 六回は、2死二塁で筒香を迎えた場面で、秋山から高橋にスイッチ。高橋が筒香を捕邪飛に仕留め、継投が成功した。「本来なら勝負させたいところなんですけど、しばらく勝ててないんでね。とにかく勝ちにいこうと。手を打とうということで、相談して決めました」と、決断に至った理由を語った。

 ただ、打線は二回以降、何度もチャンスをつくったが追加点を奪えなかった。「攻撃においては反省する材料が多すぎて、いろいろと考えないといけないと思います。僕も選手も」と、反省を忘れなかった。

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