今成 ヘイグに負けん“準レギ”脱却だ

 阪神・今成亮太内野手(28)が4日、西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万増の年俸4000万円(推定)でサインした。正三塁手候補の新外国人ヘイグが加わったが、己を磨いて競争に勝ち抜くことを誓った。

 目指すは“準レギュラー”からの脱却だ。ヘイグの加入でポジション争いは激化したが、「みんながライバルなので」と特別視はなし。「まずは自分のことをしっかりやっていれば、結果は付いてくる」と力を込めた。

 「阪神に来て1年目に『3年はやってほしい』と言われたので、複数年プレーしたのは評価してくださいと言いました」と、自負をにじませた今成。12年の移籍加入から4年で356試合に出場。今季は4月上旬から右ろく軟骨損傷で約2カ月離脱したが、93試合に出場。今やチームに欠かせない存在だ。

 ただ、1年間レギュラーとして出続けた年はまだない。得点圏打率・236、対左投手の打率・200など、課題は残る。定位置獲得には、それらを克服する必要がある。

 金本新監督が掲げる理想は「厳しく明るく」。その言葉に適した男は「はき違えないよう頑張りたい」と笑った。秋季キャンプで取り組んだ捕手の練習は、オフも続ける予定。己に厳しく充実した時間を過ごし、自身の前途を明るく照らす。

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