江越 今季2盗塁から大幅UP狙う
阪神の江越大賀外野手(22)が31日、初の秋季キャンプで盗塁数アップへ取り組むことを宣言した。
「監督から盗塁(のサイン)をドンドン出すぞと言われているので、準備したい」
意欲を示す理由には今季の悔しさがある。50メートル走5秒8の快足を持ち、ドラフト後は将来の目標にトリプルスリーを掲げるなど盗塁に自信を見せていた。
だが、シーズンでは56試合で2盗塁。CS敗退後には「もっと興味を持って取り組んでいかないといけない」と不満を口にしていた。秋季キャンプではスタート、スライディングなど全てを見直していくつもりだ。
“ポスト金本”として期待してくれる指揮官の思いにも応えたい。「そう言っていただいたからには、成績をしっかり残さないといけない。このキャンプはそういう意識でいきたい」。盗塁はもちろん、打撃、守備、体力面でも課題はある。来季のブレークへ向けて、江越は安芸で自らを追い込んでいく。