【高市自民】番組荒れる 吉村代表が憤り「高市さんに失礼!本当か?」 高市首相の耳疑う裏電話発言と島田議員がTV暴露 議員定数削減ヤル気なし→目指せばOK、吉村の芝居、今年通るわけないと 島田氏「撤回しません」

 日本維新・吉村洋文代表、日本保守・島田洋一政調会長らが20日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。番組では臨時国会での与野党攻防や、高市早苗首相の台湾発言、物価高対策などを特集した。

 吉村代表が高市自民との連立の絶対条件に掲げ、法案提出した衆院議員の定数削減が臨時国会で審議すらされず先送りとなった件で、島田氏は「首班指名選挙の前日に高市さんから電話もらいました」と切り出した。

 時期は10月の高市自民と吉村維新が連立合意した直後にあたり、合意には議員定数削減も含まれた。

 島田氏によると、高市首相に「吉村さんの言ってる定数削減、今年中にできるはずもないのに、本気でやるんですか?」と聞いたところ、首相は「いやいや、『目指す』というだけです。しかも、あの法案のかけられる委員会の委員長は野党ですから、そんなもの今年中に通るはずありません。自民党の議員で今年通ると思ってる人は1人もいませんよ」との趣旨の発言をしたと語った。自維合意文書には「臨時国会に議員立法案を提出し、成立を目指す」とある。

 司会の東野幸治が「事実ですか?」と聞くと島田氏は「事実です」。

 「自民党の議員で通ると思ってる人、1人もいませんと高市さんは明言しました」と繰り返し、「あれは吉村の芝居なんです、との趣旨のことを言われた」とし、東野が「ええーっ!?」と声を上げた。

 スタジオが微妙な空気に包まれ、吉村代表が反応。

 「いまの島田先生の意見、高市さん本当にそれ言った、でいいんですかね。公共電波で言ってますけど。高市さんの名誉にもかかわると思う。僕は猿芝居と言われて批判されてもいいけど。ここ高市さんいなくて、高市さんの名誉にも関わる」と返した。

 吉村氏は、連立合意時に「高市さんも、やると言ってくれた」とし、法案提出時も反対が多い自民党をまとめてくれたとした。

 「本気でやってくれています。電話のやり取りは知りませんけど、全く私はやる気ないんだよみたいなことを言うのは、高市さんに失礼だと思います」と述べた。

 ここで他の出演議員が維新批判をはじめて、島田氏が回答しないままテーマがそれたが、10分後に吉村氏が確認が必要な案件に話を戻した。

 「高市さんは本気で、自民党を説得して法案をまとめくれた。さっきの島田議員の、高市さんはやる気なくて吉村が一人で踊ってるだけだという、あれだけは撤回してほしい。それが事実なのかどうか。事実でなければ撤回してほしい」と迫った。

 島田氏は「もちろん撤回しません」と返した。今後の国政選挙の結果などが出れば、その結果も踏まえ「(高市首相は来年)秋ぐらいにはそういった議論が出るかもしれない。こういうふうに言われましたよ」と語った。

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