プロ野球阪神の2軍監督に、掛布雅之球団本部付育成&打撃コーディネーター(60)が就任することが21日、関係者への取材で分かった。1988年の現役引退後、初めて縦じまのユニホームに袖を通し、1軍の金本知憲新監督とともにチームの再建を進める。
阪神一筋でプレーし「ミスタータイガース」と呼ばれた掛布氏は2013年オフに指導者役に就任し、2軍を中心に若手の育成に尽力。江越大賀外野手らの成長を促して1軍での活躍につなげるなど、指導力を発揮した。チームは今季、得点がリーグ最下位に終わっただけに、貧打解消が重要課題となっている。選手からの人望も厚い。