猛虎自慢のＧＭ砲が伝統の一戦でさく裂だ！阪神のマウロ・ゴメス内野手（２９）、マット・マートン外野手（３２）が１０日、敵地・東京ドームで行われる１１日からの巨人３連戦での活躍を誓った。

　９日の広島戦（甲子園）では、初のアベック弾を記録したＧＭ砲。それだけに４・５ゲーム差の首位・巨人との直接対決に向け、鼻息も荒い。マートンは「首位にいるチームだからね。（その座から）落とさないといけない」と打倒巨人を高らかに宣言した。

　マートンの今季巨人戦は打率・３７０、３本塁打。「巨人は上位に立つチーム。モチベーションにもなる」と、伝統の一戦と言われる舞台で、より高い集中力を発揮している。

　そして、７月に入り打率・３８５、３本塁打と打撃好調のゴメスだ。勝負の一戦へ「全力で戦って勝つだけです」と短い言葉に、闘志をみなぎらせた。

　相手先発は大竹、杉内、沢村と好投手ぞろい。９日の広島戦では鳥谷、ゴメス、マートンのクリーンアップ全員が打点を挙げた。この３連戦でも、中軸打者が鍵を握っている。

　「１、２番が出てクリーンアップがかえす形になってくれれば」と関川打撃コーチ。破壊力抜群の最強コンビが爆発し、さらに勝利を積み重ねる。