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守護神トラれるな!呉昇桓が日本球界へ

 阪神が獲得を目指す韓国・サムスンの呉昇桓(オ・スンファン)投手(31)が9日までに、来季の日本球界移籍を決めたことが分かった。獲得調査を進めているのは中日、楽天、オリックスとの4球団で、争奪戦となることは必至。懸案の守護神獲得に向け、虎が誠心誠意を尽くす。

 最速157キロを誇る韓国の剛腕が海を渡る。開幕直後から、10球団以上のメジャー関係者が視察に訪れていたが、呉昇桓は新天地に日本を選ぶ腹を固めた。毎年オフにはプライベートで日本を訪れる親日家。タテジマに袖を通す可能性が一気に膨らんだ。

 阪神は8月上旬、木戸、嶌村両GM補佐と山本スカウトが渡韓し、呉昇桓を視察。調査報告を受けて開かれた8月27日の編成会議で呉昇桓獲得の方針を固めた。電鉄本社から資金面を含めた後方支援の確約も取り付け、8日には中村GMが最終視察のために渡韓した。

 呉昇桓をめぐっては、中日、楽天、オリックスも獲得調査を進めている。すでに代理人の選定を済ませている呉昇桓サイドは、年俸2億円以上の複数年契約を求めているとされるが、懸案の守護神のポストを固めるため、阪神サイドは一歩も引かない考えだ。

 「ある程度の金額になりそうだとは聞いてます。でも、抑えは今のチームにとって鍵となるポジション。ウチとしてはそれなりの誠意で応えるしかないでしょう」と、他球団の動向を見守りながら、豊富な資金力で争奪戦を制する意向を示した。

 また、今季で2年契約が満了するオリックス・李大浩の身辺調査にも乗り出している。前出の球団関係者は「まだ球団内にいろんな意見があって、最終的な意思決定はもう少し先になるかもしれない」としながらも、「いい選手であることに間違いはない」と獲得に前向きな姿勢であることは否定しなかった。

 呉昇桓に加え、今季の推定年俸が2億5000万円とされる李大浩とのダブル獲りとなれば、相当な出費を覚悟しなければならない。だが、球団サイドは韓国側から年間数億円程度の放映権収入を見込んでおり、見た目以上の大きな出費にはならないと踏んでいる。

 8年ぶりのリーグ優勝奪回が厳しさを色濃く映し出す現状。悲願の優勝に向け、福留、西岡、日高を獲得した昨年オフに続いて、今オフも阪神が積極的に動く。守護神と強打の助っ人。現有戦力の底上げと大幅補強で、宿敵・巨人の牙城を切り崩す戦力図を整える。

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