“母の日男”新井V2ラン!逆転6連勝

 「ヤクルト2‐4阪神」(12日、松山)

 母の日のプレゼントは決勝2ラン。阪神・新井貴浩内野手(36)が同点に追いついた八回に左翼スタンドへ放り込む豪快な6号2ラン。10試合連続安打に3度目の猛打賞、絶好調男がチームを5年ぶりの6連勝へ導いた。この勢いで14日からの交流戦もパ・リーグ相手に大暴れや。

 いつもありがとう‐。支えてくれる人への感謝を込めたこん身の一振りだった。母の日。新井が松山の空に勝利への懸け橋を描き、猛虎を5年ぶりの6連勝へ導いた。

 マートンの適時打で同点となり、迎えた八回1死三塁だった。松岡に2球で追い込まれて1ボール2ストライク。4球目は内角高めへのつり球だった。それでも絶好調の背番号25。145キロに力負けせず、強引に振り抜いた。

 「三振だけは避けようと思っていた。シュート系だったけど、うまく反応できた」。コンパクトなスイングから放たれた打球は、虎党で黄色く染まった左翼席に到達した。決勝の6号2ラン。

 「うれしかった。能見が頑張っていたので、点を取ってあげたかった」。5月はこの一発で早くも5本塁打。三塁ベンチ前では出迎えたナインと、左翼席へ向けてお決まりのポーズを決めた。

 快進撃は止まらない。四回1死一塁は左前打で10試合連続安打を記録すると、六回2死一塁も左前打を放った。今季3度目の猛打賞。「毎日、一生懸命やろうと思っている結果」と謙そんするが、今や好調なチームを象徴する存在となっている。

 この日は母の日。普段よりも気合が入っていた。試合前には日高の手配で、乳がん検診啓発するピンクリボン活動の一環としてピンクのリストバンドがナインに配られ、新井も左腕に着用して試合に臨んだ。

 また毎年、妻・裕美子さんに頼んで広島の母へ花束を贈っている。特別な日に放った一発に「母も喜んでくれると思う」。プロ入りから母の日は打率・340、3本塁打、8打点。孝行息子は母への感謝をまたも体現してみせた。

 昨季は“2ラン振り逃げ”の悪夢で2連敗を喫した松山で、今季3度目の3タテを決めて貯金は今季最多の9となった。14日のオリックス戦(甲子園)から始まる交流戦を最高の形で迎えることができる。

 「チームが一丸で雰囲気がいい。しっかり練習して初心に帰って一戦一戦、気を引き締めていきたい」。首位・巨人と1・5差は変わらない。絶好調の新井にけん引される猛虎は奪首まで突っ走る。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス