「北中米W杯・1回戦、ポルトガル代表2-1クロアチア代表」(2日、トロント)
決勝トーナメント1回戦が行われ、1次リーグK組2位のポルトガルは前回大会3位でL組2位のクロアチアを2-1で破り、2大会連続で1回戦を突破。0-1の後半23分にはFWクリスティアノ・ロナウド(41)=アルナスル=がPKで今大会3ゴール目を決めた。H組1位のスペインはJ組2位のオーストリアに3-0で快勝。前回大会から続く連続無失点試合を5に伸ばし、W杯最多記録に並んだ。B組1位のスイスはJ組3位のアルジェリアを2-0で下し、4大会連続で16強入りした。
モドリッチにとって5度目のW杯が幕を閉じた。18年に準優勝、22年も3位まで勝ち上がったクロアチアが早すぎる敗退。それでも40歳の司令塔は「素晴らしい試合をした。これが世界中で評価され、愛されるクロアチアのサッカーだ」と堂々と胸を張った。
守勢の前半から攻めに転じた後半早々に先制したが、チームは2度のビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定に泣いた。PKを献上したペナルティーエリア内での反則と、土壇場での劇的な同点ゴールと思われた追加タイムのオフサイド。モドリッチは「まるでジェットコースターのように短時間でいろんなことが起きた」と、判定への恨み節も漏らした。
かつてレアル・マドリードで同僚だったポルトガルのロナウドとは試合後に抱擁し「サッカー界の伝説」とたたえられた。今大会限りでの代表引退がささやかれる名選手は「とてもつらいが、今日のプレーに誇りを持っている。先に進みたい」。最後まで気高き姿でピッチを後にした。