「北中米W杯・1回戦、日本代表1-2ブラジル代表」(29日、ヒューストン)
日本は史上最多5度の優勝を誇るブラジルに敗れ、3大会連続16強入りを逃し、敗退となった。W杯の舞台で2度目のサッカー王国との対戦となったが、06年ドイツ大会に続き敗戦。通算対戦成績は15戦1勝12敗2分け。今大会から参加48チームに拡大され、32チームによる決勝トーナメントとなったが、日本にとって悲願の決勝Tで勝利はならず。分厚い壁に阻まれ、鬼門を突破できなかった。
先発の攻撃陣はワントップに上田、シャドーに快足の前田、伊東を並べる布陣となった。
前回大会からの4年、攻めの中心選手の1人だった三笘薫、南野拓実が大会直前の怪我で選外に。さらに初戦のオランダ戦で久保建英が負傷。負傷から2週間のこのブラジル戦にも間に合わなかった。
終始主導権を握られた試合の中で、堂安に代えて菅原、中村に代えて鈴木、鎌田に代えて田中、伊東に代えて町野を投入。勝ち越しを許した後半52分に前田に代えて小川を投入した。
ただ、本来であれば、相手の足が止まる終盤にスピードのある前田、伊東を投入も考えられただけに、最後は“切り札”を欠いた印象となった。
大会にサポートとして帯同してきた前回大会首相の吉田麻也は「自分たちの一番強みであったシャドーの選手層が薄かった。選択肢が限られたことが、短期トーナメントにおいてはかなりディスアドバンテージだった」と、明かした。