久保建英は練習場に姿見せず オランダ戦の負傷交代から一夜 先発組一部はテックボールを楽しむ

 サッカーのW杯北中米3カ国大会に臨む日本代表は、1次リーグF組のオランダ戦(14日、ダラス)から一夜明けた15日、先発組が米テネシー州ナッシュビルの宿舎と近郊の練習施設に別れてリカバリー調整を行った。オランダ戦で左膝付近を痛めて負傷交代したMF久保建英(25)=レアル・ソシエダード=は、練習施設に姿を見せなかった。

 MF鎌田大地(クリスタルパレス)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)ら先発組は、練習施設に置かれたテーブルを用い、卓球とサッカーを組み合わせた「テックボール」を楽しむ様子が見られた。一方で、途中出場組と出場機会がなかった15人は、この日非公開で行われるU-19日本代表との練習試合に備えてウォーミングアップ。DF長友佑都(FC東京)が「やれ!止まんな!」と声を出すなど、ピリッとした雰囲気だった。

 久保はオランダ戦の後半26分、ドゥムフリスの激しいチャージを受けて接触すると、左脚をおさえて倒れ込んだ。自力で立ち上がったものの、レフェリーに促されてピッチ外に移動。芝を強く踏む動作や軽いダッシュなどをして状態を確認したが、自らベンチにバツ印を送り、座り込んだ。

 MF中村敬斗のゴールをアシストするなど攻守で抜群の存在感を発揮していた。状況を聞かれた森保監督は「まだメディカルから詳細な報告は聞いていないが、軽症であることを願っている」と語った。

 久保は後半44分の同点ゴール後には、ヘディングシュートで得点をアシストした小川の元へ、右足を軸にして、左足を浮かせるように駆け寄った。日本協会は「スムーズに歩ける状態ではない」として取材対応には応じず。試合後は車いすで引き揚げたが、自力歩行でスタジアムのスタンドに上がるシーンも見られた。

 練習拠点を置くナッシュビルに戻った際には、左膝をかばうように右足だけでバスの段差を降りたが、自力で歩いて宿舎に入っていた。

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