阪神・才木「ゼロ」封宣言 前戦2日スライド3回5失点も「切り替え」交流戦ラス投、西武胴上げ阻止へ
16日・西武戦(甲子園)に先発する阪神の才木浩人投手(27)が15日、甲子園で行われた投手指名練習に参加し、交流戦最終登板を無失点で抑えると誓った。交流戦首位の西武相手にチームを勝利に導き、眼前での胴上げを阻止する。17日・楽天戦(甲子園)に先発予定の大竹耕太郎投手(30)は、交流戦白星締めへ意気込みを示した。
才木はいつもよりリラックスした様子で、時折笑顔を見せながら体を動かした。「目標はしっかり抑えること。(前回は)打たれているのでしっかり『ゼロ』でいけたら」と意気込んだ。
前回は2日連続の雨天中止が重なり、異例の“ダブルスライド”で9日のソフトバンク戦(ペイペイ)に乗り込んだ。しかし、強力打線の一発攻勢に屈し、3回5安打5失点。自身ワーストタイとなる3被弾を浴び、「今年3回目なんですよ。試合を壊したの」と悔しさをあらわにした。
次戦は出直しの意味もある一戦となる。「もう切り替えるしかない。複雑になりすぎず、投げたいように投げていけばいい。それに尽きる」。考えを巡らせることにエネルギーを使わない。シンプルに才木らしく圧倒すれば勝利が見えてくる。
西武とは2024年6月9日に対戦し、八回1死まで無安打に抑える投球で勝利をもたらした。交流戦は昨年まで通算6勝2敗、防御率1・03と本人も得意とする意識はあったというが「今年がこれなので、もう関係ないかな」と笑い飛ばした。
打たれた時のメンタルの持ちようが大事だと右腕は語る。「今年は切り替えがちゃんとできている」。感情の起伏が少なくなり、冷静に自分を客観視できている。だが、かつては違ったという。「打たれたら自分を卑下していたし、去年だったら結果は出ているけど、内容が良くなくてイライラしていた」と精神面の変化を実感している。
この日はショートダッシュなどで調整し、登板に備えた。聖地で交流戦首位の西武を迎え撃つ。チームは敗れれば、18試合制が導入された18年以降では球団ワーストの12敗目となる。「自分のピッチング。いつも通りの感じで投げられたら」。好投で勝利を収め、胴上げを阻止してみせる。
