サッカーのW杯北中米3カ国大会(6月11日開幕)に臨む日本代表は25日、千葉市内で合宿をスタートさせた。壮行試合のアイスランド戦(31日、MUFG国立)までの期間で緊急招集されたDF吉田麻也(37)=ロサンゼルス・ギャラクシー=はこの日から合流。「お客さんとして来ているわけじゃない。W杯前の貴重な準備の時間を使って呼んでもらっているので、このチームがW杯で勝つ可能性が1ミリでも1%でも上げられるように、自分が持っているものを一つでも多く、チームに伝えていきたい」と決意を語った。
主将を務めたW杯カタール大会以来、約3年半ぶりの代表復帰となった吉田。ブランクに「自分自身もこれだけ長く代表にいたにもかかわらず、自分自身が忘れていることに驚いた。練習着をどこに取りにいったらいいのかも最初わかんなくて」と苦笑いを浮かべた。それでも練習では存在感を発揮。ミニゲームではスライディングでボールを奪うなど、精力的に動いた。
代表へのオファーは5月15日のメンバー発表から「次の日か当日くらいにスタッフの方から」連絡が届いたという。「僕も半信半疑で」という状態で森保監督と電話で確認。「W杯の準備の邪魔になるのでは」と即断はできなかったが、長谷部コーチとも電話でやりとりし、一晩考えて決断した。
「僕は明日けがして引退してもいいという気持ちで来ている。それぐらいの覚悟をワールドカップで、やっぱりみんなに見せてほしいなと思うので、そういうのを伝えていきたい」。代表通算126試合出場のベテランが全てをささげる。