長友佑都「日本の根性」 失意の第2戦からリカバリー「全員メンタルモンスター」

 「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表2-1スペイン代表」(1日、ドーハ)

 サッカーW杯カタール大会1次リーグ最終戦で日本代表はスペインに2-1で逆転勝ち。4大会連続本大会に出場している長友佑都(36)=FC東京=が宣言通り、再び「ブラボー!」と叫びまくった。必死の守備でスペインの猛攻に耐えた主将の吉田麻也(34)=シャルケ=も「言葉にならない」と歓喜に浸った。

 36歳のベテランがまたしても絶叫した。

 「あれやっていいですか。小さい声で言うので。ブラボー!マジでみんなブラボー!本当にありがとう。マジでブラボー」

 大きな「ブラボー」が響き渡った。ドイツに続き、優勝候補を連破して2勝目。「またどでかい声で言ってやる」と宣言した通り、「ブラボー」を炸裂させた。

 自らの役割を全うした。赤色に染めた髪がピンクに色落ちした状態で第2戦のコスタリカ戦を迎え、敗れた。今回は気合を入れ直すようにスペイン戦前日、「これでは闘魂が足りない」と頭皮を傷めながら色を染め直した。「それが影響したかは分からないけど貢献できて誇りに思う」。とにかくピッチ内外でできる限りを尽くしチームの士気を高めた。

 結果的に負ければ敗退という状況で、リバウンドメンタリティーを発揮。「今日はブラボーをかました。全員メンタルモンスターだった。誰がこのグループを1位通過することを予想したか。自分たちは勝つことを信じていた。日本の底力、日本人の根性を世界中に見せられた」。ハーフタイムで退いた後にはベンチメンバーで肩を組み、最後は見守ることを提案した。久保建も「ああいう熱い選手がチームの雰囲気を良くしてくれる」と感謝。日本が一体となってスペインを上回った。

 8強入りを懸けて戦う相手はクロアチア。「絶対に突破できる。相当自信があるし、これは過信ではなくて本物の自信」と強気に宣言。「もっとパワーアップした闘魂をみんなに注入したいなと思う」。日本代表の“パワースポット”が格上だらけの決勝トーナメントでも勇気を与え続ける。

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