サッカーＷ杯カタール大会を控える日本代表は２２日、ドーハ市内でドイツとの１次リーグ初戦（２３日）に向け、冒頭部分を除く非公開で最終調整を行った。取材に応じた守田英正（スポルティング）はフルメニューを消化したことを明かし、「やるべきことはやってきた。（それを）ぶつけるだけ」と決意を示した。

　左ふくらはぎの違和感で調整が遅れていた守田だが、２１日から全体練習に参加。先発出場は不透明な状況だが、森保一監督も前日会見で「全員そろってトレーニングできている。現段階では全員戦えるメンバーとして考えられる、いい状態になっている」と起用の可能性を示唆していた。

　負傷の影響を危惧されるのは期待の裏返しでもある。遠藤航（シュツットガルト）と並び中盤の要とされる守田は「光栄なことですし、僕は自分のことをそれだけの選手だと思っている。期待してもらってけっこうだと思いますし、ちゃんと結果で返せるようにしたい」と自負をにじませた。