日本代表DF植田、ベルギーへ完全移籍 「W杯をベンチから見て」決意 鹿島が発表

 J1鹿島が12日、所属DFで、日本代表としてW杯ロシア大会のメンバーに入った植田直通(23)について、ベルギー1部のセルクル・ブルージュKSVと完全移籍でクラブ間合意したと発表した。

 植田は15日に日本を出発し、メディカルチェックなど経て、正式な契約が結ばれるという。クラブを通じ「アントラーズでは5年半プレーさせてもらいましたが、試合に出られない時も、出ている時も、何ものにも代え難い濃密な時間を過ごすことができました。チームメート、スタッフ、フロントの方々と一緒に戦えたことは僕の財産ですし、いつも熱い声援を送ってくれるサポーターの皆さまがいたからこそ、ここまで成長できたと断言できます」と感謝のコメントを発表した。

 植田は熊本県の大津高校出身で、186センチの長身を生かした高さで対戦相手との競り合い、空中戦での強さが特徴。J1リーグ戦では96試合に出場し4得点を挙げている。リオ五輪世代の1人としてブラジルW杯のメンバーに入ったが、出場はなかった。

 今回の移籍に際して、「自分にはサッカー選手として世界で活躍するプレーヤーになりたいという目標があり、今回のW杯をベンチから見て、世界の舞台で戦う選手たちと勝負するためには、もっともっと成長しなくてはいけないという思いを強くしました」と胸の内を明かした。

 Jリーグ中断中の移籍となることは、秋から新シーズンが始まる欧州を目指す上でやむを得ないことだが、「シーズン途中の大切な時期にチームを離れることになり、本当に申し訳なく感じています。皆さんに成長した姿を見せられるよう、またいつか、素晴らしい形で再開できるよう、自分らしく戦っていきたいと思います」とサポーター、関係者に謝罪と感謝の念を示した。

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