「ロシアＷ杯・１回戦、ベルギー－日本」（２日、ロストフナドヌー）

　日本史上初のベスト８入りを目指すサッカー日本代表は２日（日本時間３日）、ロストフナドヌーでの決勝トーナメント１回戦でベルギーと対戦する。

　ＤＦ吉田がベルギーＦＷルカク（マンチェスターＵ）への雪辱を狙う。昨年１１月の対戦では、後半２７分に高い打点のヘディングから決勝点を許した。１９０センチ、９４キロの怪物ＦＷは今大会２戦４発と好調。足首を痛めて第３戦は欠場したが、日本戦の出場は有力だ。

　プレミアリーグで何度も対戦経験のある吉田は「長所を出せるボールをシンプルに入れられると苦しくなる」とし、対策として「良いパスが出ないようにしないといけない」と、ボールの供給源を断つ必要性を強調した。

　ＭＦデブルイネ（マンチェスターＣ）らに細心の注意を払うなど、中盤の攻防が鍵を握る。「いかに９０分間やり続けられるかが大事になる」と、集中力を高めていた。