柴崎 敗戦でボール回し「なかなか珍しい」複雑な表情も「次からが勝負どころ」

 「ロシアW杯・H組、日本0-1ポーランド」(28日、ボルゴグラード)

 日本がセネガルをフェアプレーポイント差でセネガルを上回り、H組2位で2大会ぶりの16強進出を決めた。1位はコロンビア。

 試合終了5分前、負けているにもかかわらず攻撃をしないという前代未聞の戦術で0-1の敗戦を選択。同点にする時間があるにも関わらず守備ラインでボールを回す日本に対して、スタンドから大ブーイングが浴びせられた。

 先に日本が試合終了。コロンビアの1-0での勝利を受け、日本の16強が決まった。

 フル出場の柴崎は「なかなか珍しい。点数をとられ、指示があって、このまま追加の失点ないようにと言われた」と振り返りつつ、決勝トーナメント進出の事実については「必死にチームとしてやって、1試合1試合という感じだった。決勝トーナメントは目標でしたが、考えることなく、1試合1試合だった」とうなずいた。

 決勝トーナメントに向けて、「このワールドカップ、16の壁を超えたことない。そこを超えることを目標に進みたい。とりあえず、イングランドかベルギーになるかわからないが、日本の一体感、姿勢をぶつけたい。僕らもロッカールームで、『これからだぞ』と。次から勝負どころ。それに向けて選手だけでなく、チームスタッフ、サポーターの方々と次のラウンドに進みたい。それを全員で達成できるよう尽くしたい」と意気込んだ。

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