チームメイトがエース・澤の偉大さ実感

 今季限りでの引退を発表したサッカー女子日本代表のMF澤穂希(37)が所属するINAC神戸は17日、神戸市内で約1時間20分の練習をした。日本代表でも多くの時間を共有してきたMF川澄奈穂美は、11年W杯で初先発し、2得点したスウェーデン戦の前に「ナホならできる」という言葉が心に残っていると打ち明けた。

 さらに「頼もしくて対等で、素晴らしい選手。『最後に笑って終わりたいね』と話をした」と、皇后杯全日本選手権の準々決勝・AS埼玉戦(味の素フィールド西が丘)を見据えた。

 主将のFW大野忍も「すごく大事な存在で、不安もある。『苦しくなったら私の背中を見て』という言葉は、やはり忘れられない」と、エースの大きさを痛感していた。

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