「日本代表合宿」(24日、指宿市内)
サッカーのW杯ブラジル大会に出場する日本代表は24日、鹿児島県指宿市内での合宿4日目に午前、午後の2部練習を行った。FW本田圭佑(27)=ACミラン=が、DF長友佑都(27)=インテル・ミラノ、GK川島永嗣(31)=スタンダール=とともに合流。ほぼすべてのメニューをこなし、抜群の存在感で練習の雰囲気を引き締めた。
30度を超す暑さも関係ない。疲れ果てていたチームを、本田が引き締めた。午前、午後の2部練習を通じ、初日からほぼフルメニューでこなした。練習試合は行われなかったものの、実戦形式の練習では定位置のトップ下に入り、ボールの感触を確かめた。
取材エリアで発したのはただひと言だけ。疲れはないかとの質問を「普通じゃないっすかね」と受け流し、足を止めずに立ち去った。ともに合流した盟友の長友も「今日はすいません」と取材に応じず、“ミラノ・コンビ”で示し合わせたような対応だった。
戦術練習では、サポートメンバーとして帯同している坂井(大分U‐18)にアドバイスした。指示を出されたFW清武が「ハイッ」と元気よく返事をする場面も。DF吉田は「本田さんが来て、いい意味でチームが引き締まった」と証言した。
前回のW杯南アフリカ大会以来4年ぶりに話したというFW大久保は「子どもの話をした」と、“パパトーク”。宿舎では和やかに昔話に花を咲かせたようだが、トップ下の動き方については「今後も聞く予定はないですね」と、あえてアドバイスは求めないつもりだ。
前回のW杯にともに出場したFW岡崎は「(本田は)シーズン通してうまくはいかなかったと思う。モチベーションは話さなくても十分感じる。何が何でも勝ちたいというのは強いと思います」と胸中を思いやった。W杯で勝つために、本田が臨戦態勢に入った。