「明治安田J1、横浜M1-0神戸」(22日、日産スタジアム)
横浜MのFW三井寺真(16)が神戸戦の前半9分に、今季2点目となるゴールを決めて先制した。7日の鹿島戦で、J1開幕戦史上最年少ゴールを記録した新星の勢いが止まらない。2025年王者の鹿島は福岡を3-2で退け、開幕3連勝。広島は川崎と1-1で引き分けた。水戸は京都を3-1で破り、待望のJ1初勝利を挙げた。
16歳の新星がまた決めた。前半9分、ゴール前で相手のクリアボールに反応すると、倒れ込みながら左足でダイレクトボレー。鋭い一撃がゴール右に突き刺さった。国立開幕戦のゴールに続く“ホームデビュー弾”に、サポーターは大興奮。自身初のV弾となり三井寺は「勝てたのでうれしかった」と頰を緩めた。
開幕戦では16歳4カ月5日で、J1開幕戦の最年少先発出場&得点を記録。右足をつって後半16分に交代するまで全3得点に絡む鮮烈デビューを飾った。前節の清水戦ではプロ初のフル出場。この日の先発3試合目で、早くも2ゴール目と勢いが止まらない。コリカ監督は「週を追うごとに成長が見られる。これを止めたくない」と賛辞を惜しまなかった。
モットーは「見てる人を楽しませるプレー」。そのルーツは、中学時代に所属したフォーリクラッセ仙台(現フォーリクラッセ東北)時代にある。V川崎、仙台などでプレーした財前宣之氏の指導を受け「トリッキーなプレーは、そばで見て教わってきた」。学んだ創造性豊かなプレーで、この日も観客を沸かせた。
百年構想リーグ王者の神戸相手にも全くひるむことなく、ピッチで躍動した。初のヒーローインタビューでは初々しい様子も見せながら「まだ3試合。優勝目指して頑張りたい」と決意を語った。次戦の天皇杯・福島戦(26日・日産ス)では59歳の三浦知良との“43歳差対決”にも注目が集まる。着々とスター街道を歩む16歳から目が離せない。