J1町田の黒田剛監督(56)が6日、町田市内で、開幕・FC東京戦(8日、味の素スタジアム)に向けた非公開練習後に取材に応じた。8月開幕の2026~27年シーズンからは、W杯北中米3カ国大会でも採用された新ルールが適用。スローインが5秒以内に投じなければいけなくなり、ロングスロー戦術への影響が懸念されるが「やってみないと(分からない)。ちょっと審判によっても違うと思う」と私見を語った。
新ルールは主に遅延行為削減のため適用される。スローインやゴールキックで故意に再開を遅らせている場合に主審が5秒のカウントダウンを始め、違反すると相手にスローイン、またはコーナーキックが与えられる。 町田はかつて青森山田高を率いた黒田監督のもと、ロングスローをゴール前に放り込み、相手に脅威を与えてきた。ただ、これまでロングスローを何百球と投げてきたDF林幸多郎(25)がオフに浦和へ移籍。黒田監督はロングスローについて開口一番「林がいなくなったので…」とつぶやいた。その上で「どこからが5秒かっていうのも実際やってみないと、下に置いておけばいいのかとかっていう話になるし、(選手が)上がってくる時間を待ってくれるのかという話にもなる」と、基準を知る必要性を説明した。
練習試合で新ルールに戸惑う審判員もいたという。「そういう意味ではいろんなトラブルも最初は起こり得ると思う。われわれだけではなくて、全チームにおいて『え!?』っていう問題がいっぱい出てくると思う」と、序盤は想定外も受け入れている構えだ。「速やかにそこの思考を転換して、次のプレーに切り替えていく、そういう思考を持った方がやっぱり強くなってくる。その辺は、選手たちにも伝えている」と語った。