オランダ1部のNECナイメヘンに所属するMF佐野航大(22)が同国王者のPSVアイントホーフェンと5年契約を結ぶと4日、現地紙「テレフラーフ」(電子版)が報じた。
「テレフラーフ」によると、佐野航は4日に行われる予定の欧州チャンピオンズリーグ3次予選オリンピアコス戦のためギリシャに滞在していたが、5日にはオランダに戻り、アイントホーフェンでメディカルチェックを受けるという。
既にクラブ間では合意に達しており、PSVは移籍金1500万ユーロ(約27億円)に加え、最大200万ユーロ(約3億6000万円)のボーナスを支払う可能性があると伝えている。
岡山県出身の佐野航はW杯北中米3カ国大会にも出場した日本代表MF佐野海舟の弟で、2023年夏に岡山からNECに5年契約で完全移籍した。25年にはW杯アジア最終予選に臨む日本代表に初招集された。昨季はリーグ戦全34試合にフル出場し、3得点7アシストを記録。今夏はイングランド・プレミアリーグやドイツ1部からの関心が報じられるなど去就が注目されていた。
PSVは昨季、国内リーグで3季連続27度目の優勝を飾った名門で、22年夏まで日本代表MF堂安律が在籍していた。オランダ南部アイントホーフェンで世界的電気メーカー「フィリップス」社のスポーツクラブとして1913年に創設された。オランダ代表DFクーマンらを擁し1988年に欧州チャンピオンズ・カップ(現欧州チャンピオンズ・リーグ)制覇。1990年代にはブラジル代表FWロマーリオ、ロナウドも在籍していた。