日本代表は24日、英ダンバートンでスコットランド戦とイングランド戦に向けた合宿をスタートした。この2連戦がW杯北中米3カ国大会のメンバー発表前最後の強化試合となるが、約1年9カ月ぶりに招集された冨安健洋(27)=アヤックス=がけがで不参加となった。代わりの選手は招集しない。三笘薫(ブライトン)や初招集の塩貝健人(ウォルフスブルク)ら26選手が軽めの調整を行い、佐藤龍之介(FC東京)は体調不良のため宿舎で静養した。
W杯メンバー選考最終局面となる英国遠征の初練習に、冨安の姿はなかった。約1年9カ月ぶりに日本代表に戻るはずだったが、22日のフェイエノールト戦で負傷交代。けがを理由に不参加が発表された。戦術を共有し、本番での起用の可能性を高めたかっただけに痛い離脱だ。
故障で冨安が離れている間に、渡辺(フェイエノールト)や鈴木淳(コペンハーゲン)が台頭。連係面のすり合わせはできておらず、冨安がW杯メンバーに入ったとしても「ぶっつけ本番」の度合いは高まる。
渡辺は「合わせられるのは直前になってしまうけど、今まで代表に入っている選手だし、みんな特長も分かっている」と語る。指揮官は総仕上げの時期に不安材料を抱えるリスクをどう考えるか。負傷者が相次ぐ状況に、堂安は「優勝する確率が下がるという言葉は使いたくないけど、大事な選手が欠けて(優勝が)近づくわけではない」と重く受け止めた。
冨安は自身のSNSを更新。「It’s a part of process!!」と記した後に、日本語で「急がば回れ やることやる」とつづった。メンバー入りへ、気持ちを切り替えているようだ。