日本サッカー協会は15日、都内で理事会を開き、不祥事により昨年10月に契約解除した影山雅永前技術委員長(58)に対し、裁定委員会から「未成年者に対するサッカー関連活動の永久的禁止、その他のサッカー関連活動の無期限禁止」とする懲罰が報告された。また、同氏の指導者資格についても失効が決定された。
影山氏は昨年10月にパリ行きの航空機内で児童ポルノを閲覧したとして、フランスで有罪となっていた。裁定委員会では「刑事法規に抵触し、サッカー界の社会的信頼を損なう行為」とされ、11月13日付で懲罰内容が決定。同氏は不服申し立てを行ったが、棄却された。
理事会後に取材に応じた湯川和之専務理事によると「永久的禁止」は覆ることがなく、「無期限禁止」は最低3年間の禁止期間を経て、懲罰が解除されている可能性を残しているという。
日本協会は影山氏の騒動など昨今発生したコンプライアンス事案を踏まえ、理事会の諮問機関にあたる「タスクフォース」を昨年10月28日に設置。2月に開催される理事会で、同機関の具体的な施策が決定するといい、宮本恒靖会長は法令順守した運営組織を目指すとした。