宮本恒靖会長「非常に残念な知らせです」サッカー女子W杯、2031年の招致の可能性消滅「2039年以降の女子ワールドカップ招致も視野に入れながら」

 日本サッカー協会・宮本恒靖会長
 サッカー女子W杯決勝で米国を破り初優勝、トロフィーを掲げて喜ぶ沢(中央)ら「なでしこジャパン」=7月17日、フランクフルト(共同)
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 日本サッカー協会の宮本恒靖会長(48)が6日、5日に開かれた国際サッカー連盟(FIFA)の理事会決定により2031年の女子ワールドカップ(W杯)招致の可能性がなくなった件を巡って「非常に残念な知らせです」などとコメントを発表した。

 FIFAは5日、オンラインで理事会を開き、女子W杯の開催地について、2031年大会はアフリカか北中米カリブ海、35年大会はアフリカか欧州の加盟協会から立候補を募ることを決定していた。日本協会は31年大会の招致を目指していた。

 以下、宮本会長コメント全文。

 「先般のFIFAカウンシル会議の内容を確認しています。2031年のFIFA女子ワールドカップ招致を目指していた私たちには、非常に残念な知らせです。しかし、今回の決定にかかわらず、日本で女子サッカーを拡大していく、女子サッカーの人口を増やし、競技レベルの向上を目指していく考えに変わりはありません。間違いなく、良い流れがある今、2039年以降の女子ワールドカップ招致も視野に入れながら、ニールセン監督が率いるなでしこジャパンをはじめ、あらゆる年代の女子代表を世界一を目指して戦えるチームにしていくこと、全国各地で女子サッカーの環境を整えていくことに引き続き取り組んでいきます。これからも全国の関係者の皆さんで歩みを揃えていきましょう」

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