「全国高校サッカー選手権・準決勝、神村学園1(9PK8)1尚志」(10日、MUFG国立)
初優勝を狙った尚志(福島)は高校総体王者の神村学園(鹿児島)に10人目まで及んだPK戦の上に敗れ、福島県勢初の決勝進出はならなかった。決めなければ敗退の状況で、10人目のキッカーを務めた主将のDF西村圭人(3年)は外した瞬間、ピッチにひざまずいて涙。「この三年間、この高校サッカーが終わっちゃったんだなっていう思いがこみ上げてきた」と振り返った。
想像も付かないような重圧の中、左足で放ったシュートは無情にもクロスバー直撃。崩れ落ちた西村のもとに仲間が駆け寄った。「誰かがすぐ起こしに来てくれた。根木(翔太)?かな。『気にするな』というふうな声をかけてくれて。最後はしっかり尚志の代表としてやろうっていう思いで整列しました」と、やりとりを明かした。
この日の先制弾をアシストした根木は副キャプテン。主将を最後まで支え続けた。