J1C大阪が6日、本拠地ヨドコウ桜スタジアムで新体制発表会見を行った。会見には日置貴之社長(51)と雨野裕介スポーツダイレクター(47)も出席。昨年4月に就任した日置社長は、開幕戦のG大阪戦(2月7日)の会場となるヤンマースタジアム長居を今後もビッグゲームなどで使用していく方針を示した。
C大阪は2021年夏にヨドコウ桜スタジアム(収容2万4665人)がリニューアルオープンして以降、親善試合パリ・サンジェルマン戦などを除いて、公式戦ではヤンマースタジアムを使用していない。今回、秋春制シーズン移行前の百年構想リーグ開幕戦がG大阪との大阪ダービーに決まったことで、注目の一戦を4万人以上の収容を誇るかつての本拠地で開催することを決めた。
クラブは、百年構想リーグが開幕する今年2月から秋春制初年度シーズンが終了する27年6月までを1シーズンと捉え、「1・5年戦略」をチーム強化とクラブ運営を進めていく。その中でビジネス戦略の一環として観戦体験の向上を掲げ、1試合平均2万人弱となっているホームゲームの観客数のアップも目指す。「今後より多くの試合を、より大きな会場でやることも視野に入れながらやっていきたい。お客さんに多く来ていただくためには観戦の体験価値を上げていって、初めて見に来るお客さんが楽しめるような場所を作っていくことを徹底してやっていきたい」と話した。
陸上トラックのあるヤンマーよりも、ヨドコウを好むサポーターがいることは理解している。その上で「大阪という都市で、(1試合あたりの観客数)2万人が平均値で、隣にデカいのがある。みんなチャレンジしないの?一回チャレンジしてみようよ」とヤンマー開催復活へ至った経緯を明かす。そして「いきなり満員にはならないかもしれないけど、少しずつやっていくうちに筋トレと一緒でどんどん体力がついて、4万人が常に埋まるようになったら、どんどん投資をして、いい施設に変えていくこともできると思う」と、2つのホームスタジアムを併用していく今後を描いた。