森保監督、表情変えず 宮本会長「簡単ではない」
【ワシントン共同】サッカーの2026年ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で、日本は強豪のオランダと1次リーグで対戦することが5日、決まった。森保一監督はオランダが待つ組に入った瞬間も表情をあまり変えず、「自分たちの力を100%発揮することをしっかり考えながら、相手の対策をしていきたい」と落ち着いた口調で感想を語った。
日本と同じ1次リーグF組には、チュニジアと欧州プレーオフ勝者も入った。日本サッカー協会の宮本恒靖会長はW杯優勝経験国のドイツ、スペインと同組だった前回大会と比べ「あの時は本当に厳しいグループ。今回は簡単ではないグループ」との見方を述べた。世界的な強豪はオランダだけだが、欧州勢が2チーム入って侮れない相手が並び、警戒感を示した。
抽選会場には米国でプレーする日本代表前主将の吉田麻也選手(ギャラクシー)の姿もあった。自身を含めて多くの日本人がオランダでプレーしてきており「オランダは実力もあるし、経験もある。ただ、日本人選手もオランダ人と対戦するのは慣れている」と話した。





